妙高市の主催によるパン作り教室が22、23日、新井ふれあい会館で開かれた。矢代地区産コシヒカリの米粉を使い、丸形のパンを作った。
講師は妙高市地域のこし協力隊のフィンガー陽子さん。昨年11月に着任し、矢代地区を担当している。オーストラリアで暮らしていたときにレストランで働いた経験がある。
「コロナ禍で自宅でのパン作りがポピュラーになっている」とフィンガーさん。普段食べている矢代米について「甘くて、なんとも言えない風味がある」と話す。
2日間の教室のうち、23日は17人の参加があった。趣味でパンを作っているという吉越真実子さんは「習ったことが1回もないので、やり方が合っているか確認したい」と参加した。
米粉を使ったパンはもちもち感などがある。教室では、こねた生地を均等に分け、成形してオーブンで焼き上げた。パンを発酵させている間にミネストローネなども作った。
フィンガーさんは地域のこし協力隊として、矢代産のものを使った料理教室を今後も開いていきたいという。