〝ミスター・安定感〟楽天・滝中瞭太投手（２６）が２７日の巨人戦（東京ドーム）で６回０／３を３安打無失点８奪三振投球。２―０の勝利に貢献し３勝目（２敗）をマークした。
初回から丁寧にゲームメークし、三塁を踏ませない投球で巨人打線を散発３安打に抑えた。
滝中は「普段よりフォークの落ちもよかったですし、チェンジアップも安定していた」と６回まで毎回の８奪三振を振り返った。
涌井、則本、田中、早川ら強力ローテーションの中で奮闘中する右腕は「今年の目標の最初は開幕ローテーションに入ること。次にそれを最後まで守り切るというのがある。そのためにはある程度、結果を残さないと守り切れない。結果も内容も置いていかれないように食らいついていきたい」と意気込みを語った。
石井監督は「滝中はああいう安定感というのが持ち味のピッチャー。６回３失点の範囲の中で…。６回３失点では難しい試合展開だったので、そこをもうひとついいピッチングをしてもらえたと思う」と７回途中無失点投球に感謝の言葉を並べていた。
