どうやったら止められるのか。巨人・桜井俊貴投手(27)が28日のソフトバンク戦(ペイペイ)に2番手で登板し、2イニングもたず1回2/3を4失点で降板した。
惨劇が止まらない。先発した畠が3回5失点でKOされ、桜井は4回からマウンドに立ち、この回は二死二、三塁のピンチを招きながらもどうにか無失点で切り抜けた。
しかし、2―5で迎えた5回につかまった。一死二、三塁から中村晃に右翼線を破る適時二塁打で2点を追加され、二死後にはバレンティンにはこの日2発目となる豪快2ランを被弾…。左中間スタンドへ飛び込む大飛球に、左翼手のウィーラーは一歩も動けず、見送るだけだった。
この回は3番手で登板した戸根が無失点で抑えたが、5回を終了して2―9となり、絶対王者の勢いにのみ込まれてしまっている。