失踪中の門倉健氏に「今回が初めてではない」との新証言

門倉健氏

シーズン中に突然の失踪。中日を退団となった元二軍投手コーチの門倉健氏(47)に〝新証言〟が浮上した。

門倉氏は昭和48年生まれで、現役時代は一世を風靡した「48会」の一員。イチロー、中村紀洋、小笠原道大ら2000安打超えの名選手を輩出している一大勢力だ。

その48会の複数の関係者は「門倉はもともと試合が終わったら真っすぐ帰宅するようなタイプ。つるんで飲みに出ることも少ない。女性関係も聞いたことがない。もし、金銭トラブルがあるなら、仕事を辞めてしまうのは本末転倒だし、ワケがわからない」と声を揃える。

失踪の動機などは謎に包まれているが、別の関係者は「今回が初めてではなく、これまでも家に帰らなかったりということがあったらしいですよ」と気になる証言。家出ぐせがあるのかは定かではないが、前例があったという。

門倉氏は15日に二軍練習を無断欠勤すると、そのまま家族とも連絡が取れない状態が続いている。28日、昼のワイドショー番組には民江夫人が電話出演し「早く帰ってきてほしいです」と呼びかけるなど大騒動となっている。

一方、中日OBは「本人の情報が何もないまま、球団が退団を発表するのも不自然。フロントや球団首脳は事情を知ってるとは思いますよ。憶測の域を出ないけど、家族にしか分からない事情があるのかもしれないですね」と話した。

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