サッカー日本代表の森保一監督(52)に満足する様子は見られない。
28日のカタールW杯アジア2次予選のミャンマー戦(フクアリ)では、10―0と大勝。最終予選進出を決めたが「二次予選の結果については喜べるようなものではない。我々と対戦国の力の差もあったと思う」と辛口コメントで振り返った。
とはいえ、ここまで2次予選で1失点も許していないのは大きな収穫。「目の前の対戦相手と今戦うところにベストを尽くすが、我々はもっと高いところを目指してやってるよという姿勢を見せてくれたのは、監督として嬉しい」と手応えを口にした。
2次予選では格下との対戦が目立ったが、最終予選は五分五分の戦いが予想されるだけに「我々は自分たちの目標に向かって、個人の価値を高める、チームの価値を高める、日本のサッカーの価値を高めるとともに、我々の活動を見て応援してくださっているサポーターであったり、国民のみなさまに勝利で喜んでもらいたい」とさらなる奮起を促した。