カブスが接戦制す 秋山は代打で登場も代打の代打で交代

【レッズ0-1カブス】@リグリー・フィールド

レッズの新人右腕ブラディミール・グティエレス(メジャー初登板初先発)とカブスの若手右腕アドバート・アルゾライの投げ合いとなった一戦は、5回裏にカブスがデービッド・ボーティの5号ソロで先制。1点のリードを好調のリリーフ陣が守り抜き、1対0で接戦を制した。カブスは連勝を5に伸ばし、この試合が終了した時点でカージナルスと並んで地区首位タイに。カージナルスが11連敗中のダイヤモンドバックスに敗れれば単独首位に浮上する。

この試合は強風のなかで行われ、カブスの選手が放った本塁打性の打球が何度もフィールド内に押し返された。その影響もあり、カブスは新人右腕グティエレスからなかなか得点を奪えずにいたが、5回裏先頭のボーティがレフトスタンドに飛び込む5号先制ソロ。ライナー性の痛烈な打球が強風の影響を受ける前に左翼フェンスを越えていった。先発のアルゾライは立ち上がりから毎回のようにピンチを背負ったが、要所を締めて無失点。グティエレスとの投げ合いを制した。

レッズの秋山翔吾は6回表二死1・2塁のチャンスでグティエレスの代打として登場。ところが、カブスがアルゾライに代えて2番手として左腕アンドリュー・チェイフィンをマウンドに送ったため、レッズは代打の代打にエウヘニオ・スアレスを起用し、秋山は打席に立つことなくベンチに下がった(スアレスが空振り三振に倒れてレッズは無得点)。今季の打率は.212、OPSは.500で変わっていない。

© MLB Advanced Media, LP.