ユベントスはアンドレア・ピルロ監督を解任し、マッシミリアーノ・アッレグリが再任したと発表した。
53歳アッレグリは2014年から2019年までユーベを指揮し、２度のUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出、コッパ・イタリア４回、セリエA５連覇を達成。2019年夏に退任して以降は監督業を休業していた。年棒900万ユーロ（約12億円）での復帰が決定し、ユーベは声明で「マッシミリアーノは再びユーベの監督になった。アッレグリは自分がよく知っているベンチ、自分を愛し愛されるクラブを見つけた」とコメント。「以前務めていたときはイタリアでもヨーロッパでも偉業を成し遂げた。そして、物語の美しさは決して止まらない。彼は私たちと、今後得られるだろう美しい一瞬一瞬を楽しむと約束してくれた」と伝えた。
また昨年８月にマウリツィオ・サッリの後任としてユーベの指揮を任されたピルロは今シーズン、スーペルコッパやコッパ・イタリアで優勝。しかしセリエA 10連覇を逃しCLラウンド16敗退に終わってしまい、今季いっぱいの退任が囁かれていた。ユーベは声明でピルロに別れの言葉を贈っている。「ありがとう、アンドレア。この特別な経験を共にした最後に、私たちが最初に言わなければらない言葉だ。この決断はまず勇気が必要であり、力不足を自覚しなければならない。彼が毎日示してくれた勇気、献身、情熱に対して私たちは感謝したい。アンドレアの素晴らしい未来に向けて幸運を祈る」。
