巨人のゼラス・ウィーラー内野手(34)が29日のソフトバンク戦(ペイペイ)で先制の7号2ランを放った。
無観客の敵地に快音が響き渡った。初回の攻撃で中前打で出塁した松原を一塁に置き、2番のウィーラーは2球目のカットボールを叩き、バックスクリーン左まで運んだ。3試合ぶりに点灯させた「H」ランプは貴重な先制弾。タカ先発のマルティネスも思わず唇をかむ、わずか4球の速攻劇だった。
ただ、巨人はソフトバンクに公式戦で実に10連敗中。前夜も初回に2点を先制しながら、計4被弾で大敗を喫しただけに、攻守ともにまだまだ油断ならない展開となりそうだ。