菅首相が「高輪築堤」を視察 久しぶり平和なトレンドワード入り

菅義偉首相

菅義偉首相が29、東京都港区の「高輪築堤」を視察したことで、「高輪築堤」がトレンドワードになっている。

菅氏はツイッターで「本日、明治初期の鉄道遺構である『高輪築堤』を視察しました。明治時代の錦絵にも描かれており、日本近代化の象徴とも言える橋梁が150年前のまま存在しており、当時の技術の素晴らしさに感動しました」と報告している。

港区ホームページによると、高輪築堤とは1872年(明治5年)に日本で初めて鉄道が開業したときに、海上に線路を敷設するために築かれたものだという。「わが国の歴史上も、また、世界史上も極めて重要な近代化遺産です」と港区ホームページでは重要性を強調している。

全面保存か一部保存かで議論があるという。ネットでは「全面保存に向けて一歩前進かな」「史跡指定されたら全面保存への足がかりになるのかな」と期待感が高まりつつある。

菅氏はツイッターで「こうした歴史文化を次世代に引き継いでいくために、関係機関と連携して取り組んでまいります」と意気込んでいる。決断はいかに?

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