【K―1】MIOが前日計量パス 菅原美優に回転ずし〝大食い〟マウンティング仕掛ける

菅原実優(右)と激突するMIO

立ち技格闘技「K―1」が29日、都内で「K―1 WORLD GP 2021 JAPAN~K―1バンタム級日本最強決定トーナメント」(30日、神奈川・横浜武道館)の前日計量&会見を行った。

女子アトム級(45キロ契約)スーパーファイトでKrush女子アトム級王者・菅原美優(21)と激突する、元シュートボクシング(SB)日本女子ミニマム級王者MIO(26)は44・8キロで一発クリア。

会見では「今大会ではキャリアが長い方だが、まだまだ成長している実感がある。明日は自分を信じてさらに進化した姿を見せられるよう頑張りたい」と意気込んだ。

また1日に菅原が自身のSNSに回転寿司の皿を積み上げた写真をアップすると、その2日後にMIOがさらに皿を高く積み上げた写真を投稿するという〝前哨戦〟を展開していた。これについては「かわいらしい子なので、ちょっといじめたくなっちゃいました」といたずらっぽく笑顔を浮かべた。

昨年9月のK―1デビュー戦ではルールへの適応に苦しみ高梨knuckle美穂に判定負けを喫したが、3月の年間最大興行「K’FESTA.4」では山田真子を相手に見事に勝利。SBとの違いについては「距離感。ジムで修正できているので、今回も距離感に気を付けてやりたい」と連勝に自信を見せた。

一方の菅原も44・7キロで一発クリアし「キャリアも何も全部格上の相手。自分のできないところができるような練習をしてきたので、悔いのないよう戦いたい」と殊勝に語った。

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