出口はどこに…。巨人は29日のソフトバンク戦(ペイペイ)に3―8で連日の逆転負けを喫した。
初回に2点を先制したが、2回に柳田、長谷川の連続ソロで同点に追いつかれ、4回には甲斐に勝ち越し2ランを被弾。トドメは5回だ。長谷川にこの日2発目となる3ランを浴び、先発したサンチェスは7失点KO。6回には松田宣にも一発を食らい、計5被弾の惨敗劇となった。
前夜は4発の一発攻勢に屈し、2試合で9被弾&17失点。ソフトバンク戦は公式戦11連敗、オープン戦を合わせると14連敗(1分け)となり、長いトンネルから抜けられないままだ。
常に明るく饒舌な原辰徳監督(62)もさすがに試合後は口も重く、サンチェスに投球に「いいところに行けば抑えるし、甘いところにいけば(打たれる)というところでしょうね」と答えるのが精いっぱいで、最後に「明日頑張ります」との言葉にすべてを込めた。
30日の3戦目も敗れると、リベンジの機会が訪れるのは早くても日本シリーズの舞台となる。その前にどうにかストップをかけたいところだが、果たして――。