【東京五輪】台湾野球代表 最終予選メンバーをアマから再選出も…「最強の銀行員」は辞退

コロナ対策で台北の街も閑散としている(ロイター)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、台湾では野球の東京五輪最終予選(6月、メキシコ)参加をプロリーグが断念。台湾野球協会は27日、アマチュア選手中心に代表候補36人を選出したが、早くも辞退者が出ている。

「ETトゥデイ」など台湾メディアによると「最強の銀行員」と呼ばれるアマチュアのエース投手・呉昇峰は家族から安全第一を勧められ「2日間の議論の後、私は残念ながらこの大会に参加することを断念した」と辞退を表明。36人からメンバーが絞られるが、各選手の意向を聞いており、主力選手の動向に注目が集まっている。

コロナが再び猛威を振るう台湾。大会参加そのものについても、メキシコや大会側の感染対策を確認してから最終的に決定するとあって、先行きは不透明のままだ。

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