◆横浜DeNA1-1楽天
浜口を不運なアクシデントが襲った。
無失点の好投を続けていた七回無死。先頭岡島に対し3ボールとなったところで、左脚がつり、負傷降板。緊急登板した三上が同点打を浴び、自身3勝目を逃した。
楽天・田中将と緊迫した投手戦を演じた。「調子自体は、悪くなかった。回を追うごとに攻める投球ができるようになった」。球数がかさむほどに球威、宝刀チェンジアップの落差も増した。
四回は連続四球から無死満塁の大ピンチを招いた。それでも内田を三ゴロに打ち取り、ディクソンを141キロの直球で詰まらせて注文通りの併殺打に封じた。
交流戦はルーキーイヤーの2017年から通算9試合投げて4勝負けなしと相性がいい。4月にも脚の張りで降板した左腕は「次回はイニングの最後まで投げたい」。お得意様のパ・リーグ相手に快投を期待したい。