終わりが見えない新型コロナ禍の中、スポーツを頑張っている人を応援するメッセージが、長崎県佐世保市光月町の市体育文化館に掲示された。近く、小佐々町黒石の小佐々スポーツセンターにも貼り出す。
「勇猛果敢 Never give up！！ コロナに打ち勝ち勝利と想い出を掴み取れ」－。西海学園高書道部の3年生5人が文言を考え、縦2メートル、横5メートルの用紙に書いた。
今年の県高総体は2年ぶりに開催されるが、総合開会式は中止、各競技も原則無観客で実施する。こうした状況に同文化館などを管理する市スポーツ協会が、声援は送れなくてもメッセージで応援しようと同校に制作を依頼。同文化館には秋ごろまで掲示し、スポーツに取り組む人たちを応援する。
書道部の石川柚月部長（17）は「力強さを表現した。選手に思い切ってプレーしてほしい」と話した。
