【ジャイアンツ5-4ドジャース】@ドジャー・スタジアム
ドジャースは5点ビハインドで迎えた終盤にマックス・マンシーの13号2ランとアルバート・プーホルスの8号2ランで1点差まで追い上げたものの、4対5で敗戦。ジャイアンツに3連敗を喫し、本拠地での同地区ライバルとの4連戦を1勝3敗で終えた。ジャイアンツ先発のケビン・ゴーズマンは6回2安打無失点で無傷の6勝目(防御率1.40)。一方、ドジャース先発のクレイトン・カーショウは6回7安打5失点で今季4敗目(7勝、防御率3.33)を喫した。
カーショウが4回までに5点を失ったドジャースは、3点ビハインドの9回裏にプーホルスが通算670号となる一発を放ち、1点差に詰め寄ったが、反撃が遅すぎた。プーホルスはこの一打が通算1357本目の長打となり、ベーブ・ルースを抜いて歴代単独4位に浮上。3位のスタン・ミュージアルとは20本差となっている。ドジャース移籍後の12試合で打率.237ながら3本塁打、10打点、OPS.801をマーク。球史に残る名打者として存在感を発揮中だ。
ドジャースの筒香嘉智はベンチスタートとなり、最後まで出場機会がなかった。コディ・ベリンジャーの離脱中に空いたセンターの穴を埋めていたクリス・テイラーがこの試合は左翼手としてスタメン出場。今後は左翼テイラー、中堅ベリンジャー、右翼ムーキー・ベッツの布陣がメインになるとみられる。同じ左打ちの外野手であるマット・ベイティ(この日は3番・ライトでスタメン出場)より序列が低いのは明白であり、筒香にとって、AJ・ポロックが戦列復帰するまでの1週間が重要な意味を持つことになるだろう。