【ブラインドサッカー】1年半ぶりの国際大会 日本は2連勝 高田監督「今日はいい守備ができた」

タイ戦で躍動する黒田智成(JBFA/H.Wanibe提供)

ブラインドサッカーの国際大会「ワールドグランプリ」が31日、東京・品川区立天王洲公園で行われ、世界ランキング12位の日本は同13位のタイを1―0で下し、開幕2連勝を飾った。

日本は前半1分に川村怜(32=パペレシアル品川)のパスを受けた黒田智成(42=たまハッサーズ)が右サイドから豪快に左足を振り抜き、先制に成功。「1対1を取って、そこからカットインしてシュートする練習通りのシュートができた」と納得の表情を浮かべた。

その後は得点こそ奪えなかったが、30日のフランス戦(1―0)に続く勝利。高田敏志監督(54)は「2日続けて開始1分で点を取ったことは今までなかったが、入ってよかった。チャンスをいっぱい作れたので明日に期待したい。本当に今日はいい守備ができた」と選手たちをたたえた。

明日は同3位の強豪・スペインと対戦する。

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