紙面めくり言葉探し 座学や切り抜き宮崎第一中 宮崎日日新聞社 出前授業

関心を持った記事や写真を貼り付けた作品を説明し合う宮崎第一中1年生

 宮崎日日新聞社の出前授業「学校に宮日がやってくる」は26日、宮崎市の宮崎第一中(池間健治校長、307人)であった。1年生103人が記事の書き方や読み方を学んだ。

 講師の宮下拓読者室長が2時限を担当。紙面や記事の構成について「情報の価値が重要な順に見出し、リード文、記事が並ぶ逆三角形が新聞の特徴」と紹介した。また、「SDGs(持続可能な開発目標)の課題解決へ新聞を情報源にして考えよう」と呼び掛けた。

 2時限目は、当日の本紙を読んで心に留まった言葉や写真を切り抜き、台紙に貼ってコメントを書き込むワークショップ「ことばの貯金箱」を行った。

 生徒たちは楽しみながら紙面をめくり、興味を持った見出しや写真を作品に仕上げ、グループで発表し合った。新聞の国際面を愛読しているという永田啓樹(ひろき)さん(12)は「SDGsの期限まで9年しかない。新聞を読んで、今まで以上にいろんなことに取り組んでいきたい」と話していた。

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