【東京五輪】三浦瑠麗氏 観客の陰性証明書「必要ない。プロ野球はそれで観戦している」

三浦瑠麗氏

開幕まであと52日となったコロナ禍の中での東京五輪。1日朝7時50分ごろ、海外選手第1号となる豪州女子ソフトボール代表チームが成田空港に降り立った。代表チームは今後、群馬県太田市のホテルに宿泊、合宿を行う予定だ。

無観客での開催をなんとか避けたい一部の政府関係者は、観客にコロナ感染〝陰性証明書〟の提示要請を検討している。一方で、ワクチン接種証明書があれば陰性証明書の提示は求めないとも。

このニュースを報じた1日のフジテレビ系ワイドショー「めざまし8」に出演した国際社会学者の三浦瑠麗氏は、陰性証明書は不要と主張した。

「スペインなんかでの実験があるんでけど、ライブ会場でマスクもせずソーシャルディスタンスもとらず、5000人とかでPCR検査、抗原検査を受けた人が見て、大したダメージがなかった。日本人はマスクも着用してソーシャルディスタンスもとりながら、今、たとえばプロ野球なども観戦しているわけだから、加えて検査をする必要はないでしょう」

そもそも陰性証明書といっても、偽陰性が出ることもあるPCR検査の精度や、検査後に感染する可能性も否定できないことから、100%の信頼度はない。どうやら政府の五輪関連セクションの〝やってる感〟を出すためのアイディアなのかも。

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