中日・与田剛監督(55)が、プロ入り5年目にして初めて二軍降格した京田陽太内野手(27)に再昇格への〝条件〟を出した。
京田は今季46試合に出場し、打率2割4分5厘。打撃不振が続いていたことで5月28日に出場選手登録を抹消された。再昇格できる最短は6月7日以降だが、メドについて指揮官は「全然それは考えてない」と長期離脱の可能性も示唆する。
では、どうなれば一軍復帰できるのか。与田監督はいろんな部分でのレベルアップを要求。「ずっと入団当時から彼にはスーパースターになれる能力はあると思って見ていたが、そこは全ての部分でレベルアップしないと。小技、走ることも含め、まだまだ思い切った走塁も求めたい」と注文をつけた。
その上で「選手会長というプレッシャーもあるかもしれない。今は(高橋)周平がキャプテンだけど、次は自分がキャプテンをやるくらいの気持ちでやってほしい」とハッパを飛ばした。