レッズ・秋山「8番・左翼」で先発出場も3打数無安打1打点

秋山翔吾(ロイター=USA TODAY)

レッズの秋山翔吾外野手(33)は31日(日本時間1日)に本拠地シンシナティでのフィリーズ戦に「8番・左翼」で先発出場し3打数無安打1打点1得点だった。チームは11―1で快勝した。

秋山は7回一死二、三塁の第4打席、3番手の右腕ヘールの外角ストレートを引っ張る二ゴロで1打点を挙げたが、大量リードの展開となっていただけに、秋山らしい一本を出しておきたい場面だった。2回一死二塁は四球。3回二死無走者は見逃し三振。5回二死一塁は二直だった。

3月13日(同14日)のアスレチックスとのオープン戦で左太もも裏を痛めたことにより、開幕から負傷者リスト入りしていた秋山はマイナーでのリハビリ調整を経て、5月7日(同8日)のインディアンス戦からチームに合流。しかし、相手守備陣によるシフトの影響もあるのか、安打性の当たりが凡打になったりと、ここまで19試合で36打数7安打、0本塁打、3打点、打率1割9分4厘、1盗塁、出塁率2割7分5厘と、チームに求められる役割を果たせていない。

長打力のある外野手陣が好調のため秋山が先発メンバーに名を連ねたのは今回が6試合目。少ないチャンスをものにすることはできるか。

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