緊急降板の巨人・高橋は左脚の違和感 宮本コーチ「アマ時代もあったみたい」

4回で急きょ降板となった巨人・高橋

〝6男坊〟は大丈夫か…。巨人の宮本和知投手チーフコーチ(57)が1日の西武戦(東京ドーム)後、先発して4回途中無失点で緊急降板した高橋優貴投手(24)の状態について言及した。

この日は中5日で登板した高橋だったが、3回のマウンドに上がる際、投球練習中に突如しゃがみ込み、元木ヘッドコーチやトレーナーらが慌てて駆け付ける事態に…。左脚の違和感を訴えたが、本人の「大丈夫」との言葉を受け、その後も続投。それでも、4回一死から2者連続で四球を与えたところで、指揮官は大事を取って交代を宣言した。

宮本コーチは「アマチュアの時も何度か(同じ症状が)あったみたいで。痛みもないっていうんで問題はないと思います。(今後の起用は)明日の様子を見てでしょうね」と、左腕の状態を告白。続けて「バランスを崩したっていうよりも、なんか力がファッと抜ける感じもあるっていう。なんですかね、よく分かんないです。なったことないので…」と、本人にしか知りえない症状に首を傾げた。

高橋はここまで唯一、離脱することなく先発ローテーションを守り、リーグトップの6勝を挙げていた貴重な戦力なだけに、もし離脱となれば大きな痛手となることは間違いない。チームとしては軽症であることを祈るほかない。

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