DeNAピープルズが今季最短タイの4回3失点KO 黒星回避も「調子良くなかった」

3回、栗原(手前)に逆転弾を浴びたピープルズ

DeNAのマイケル・ピープルズ投手(29)が1日、ソフトバンク戦(横浜)に先発登板し、今季最短タイとなる4回6安打3失点で途中降板。チームが4―3で逆転勝ちし、自身の黒星は消えた。

この日は終始安定感を欠いた。初回は無得点に抑えたとはいえ、二死から栗原、柳田に2者連続四球を与えるなど不安定な立ち上がり。1点リードの3回一死一塁から栗原に143キロを右翼スタンド上段に運ばれ、特大の逆転2ランを浴びた。4回にも中村晃に左前適時打を許してリードを2点に広げられ、5回からは2番手・平田にマウンドを譲った。

降板後は「調子自体はあまり良くなかったです。ソフトバンク打線に対して、出塁を多く許してはいけないとわかっていたのですが上手くいきませんでした。先制してもらった後の本塁打を防いでいれば、展開は変わっていたと思います」と振り返った。

前回登板の25日オリックス戦(横浜)では7回1失点と好投していただけに連勝をつかみたいところだったが、結果は伴わず不完全燃焼に終わった。

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