レンドン5打点でエンゼルスが快勝 大谷翔平は出番なし

【エンゼルス8-1ジャイアンツ】@オラクル・パーク

エンゼルスは今季開幕から好調で5月中旬まで防御率1点台をキープしていたジャイアンツ先発アレックス・ウッドの攻略に成功。3回表にアンソニー・レンドンのタイムリーなどで3点を先制すると、続く4回表にも5点を追加し、ウッドを4回途中4安打7失点でノックアウトした。ウッドとは対照的に、エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニーは7回途中5安打1失点の好投。ヒーニー降板後は3人のリリーバーが無失点リレーを展開し、8対1で快勝した。

最初の2イニングは無得点に抑えられたエンゼルス打線だったが、3回表一死からヒーニーのヒットと2つの四球で満塁のチャンスを作り、ウッドの暴投とレンドンの2点タイムリーで3点を先制。4回表には一死1塁からマックス・スタッシのタイムリー二塁打で4点目を奪い、二死満塁となったところでウッドは降板した。エンゼルスは2番手のマット・ウィスラーからキーン・ウォンが押し出し四球を選んで5点目。さらに、レンドンが走者一掃の3点タイムリー二塁打を放ち、一気に試合を決めた。

エンゼルスの大谷翔平はDH制のないナ・リーグ主催の試合のため、前日に続いてベンチスタート。エンゼルスが大量リードを奪う展開となったため、ジョー・マドン監督は大谷を無理に起用せず、出番がないまま試合終了となった。大谷が欠場するのは日本時間5月21日のダブルヘッダー第1試合に続いて今季2度目。エンゼルスは明日は試合がなく、日本時間6月4日から本拠地でのマリナーズ4連戦がスタートする。

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