阪神・秋山 6回途中1失点の力投も「もう少し長いイニングを投げたかった」

力投する秋山

2日に先発した阪神・秋山拓巳(30)がオリックスとの関西ダービー2戦目で力投を披露した。

この日は、初回の二死満塁のピンチを手始めに毎回走者を背負う展開も決定打を許さず。北條の2本の適時打で得た2点の援護のなかで、5回までしっかりと無失点で試合を作った。

球数が90球を超えた6回には二死二塁から紅林に詰まりながらも左前に運ばれ1点を失ったところで、お役御免に。「先発投手としてもう少し長いイニングを投げたかったですし、先発としての仕事を全うしたかったです」と降板後は、悔しさを滲ませたが、2番手・岩貞が、二死二塁の同点のピンチをしのぎ、リードをキープしたままで終盤戦へ。

前回登板の5月26日ロッテ戦に続く“連勝”での今季5勝目へ、最少失点でブルペン陣にその望みを託した。

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