オリ・能見が聖地のマウンドに〝帰還〟!交代アナウンスにスタンドから大きな拍手

甲子園のマウンドに帰還したオリックス・能見

オリックスの能見篤史投手(42)が甲子園のマウンドに〝帰還〟した。2日の阪神戦(甲子園)の1―2で迎えた6回、場内に「オリックスのピッチャー、宮城に代わりまして、能見」のアナウンスが流れるとスタンドから大きな拍手が沸き起こった。

能見は先頭のサンズに中前打を許すと続く佐藤輝に右前に運ばれて無死一、二塁のピンチを招くが、ここからがベテラン左腕の真骨頂。続く梅野を低めのスライダーで空振り三振に切ると、中野を左飛、さらに代打・糸井も低めのスライダーで空振り三振に仕留め、ひと仕事を終えて小走りにベンチに引き揚げた。

昨年11月11日の甲子園ラスト登板で阪神を去った左腕がユニホームを変え、虎ファンに健在ぶりを見せつけた。この時、ツイッターのトレンドには「能見さん」「ノウミさん」のワードが並んだ。

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