新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で2日、10歳未満～90代の男女218人の感染が確認された。うち1人を含む計10人の死亡も判明。110人が感染経路不明とされた。1日当たりの新規感染者数は3日ぶりに200人を上回った。
死亡者のうち、6人はクラスター（感染者集団）が起きていた川崎市幸区の特別養護老人ホーム入居者。市によると60～90代の男女で、いずれも施設内で療養し5月26日から31日にかけて死亡した。同施設では介護士2人の感染も判明。感染者は計49人、死亡者は8人になった。
県によると、大和市の90代男性は、6月1日に呼吸停止状態に陥っているところを同居家族が発見。救急搬送先の病院で新型コロナによって死亡した。
一方、厚木保健福祉事務所管内の私立幼稚園2園でそれぞれ7人、6人の感染が確認され、県はクラスターと認定した。相模原市中央区の児童クラブでも利用者2人の感染が判明、感染者は計7人となり市はクラスターと認定した。
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県は2日、県内のコロナ感染者のうち男女95人の変異株感染を発表した。うち3人がインド株の疑いという。県内の変異株感染者は累計3310人になった。
在日米陸軍も2日、米陸軍関係者1人の感染を発表した。
