新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で1日、新たに2人の死亡と、10歳未満～80代の男女計159人の感染が確認された。うち感染経路不明は89人。新規感染者数は2日連続で200人を下回った。
横浜市によると、同市在住の70代女性は4月21日に陽性と判明、5月25日に亡くなった。相模原市によると、同市の70代男性は同26日に体調不良を訴えて市内の病院に入院したが、同日に死亡。同27日に陽性が分かった。
横浜市は、9人（教員4人、生徒5人）の感染が明らかになっている県立田奈高校（同市青葉区）について、新たなクラスター（感染者集団）と認定した。
横須賀市では、クラスターが起きている市上下水道局逸見総合管理センターに勤務する20代と40代の男性職員が感染。同センター関連の感染者は計7人になり、市は同センターの約100人に検査を行う予定。
県によると、クラスターが発生している平塚保健福祉事務所管内の民間病院では、入院患者2人の感染が判明し、感染者は計32人になった。
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県は1日、既に県内で発表されている新型コロナウイルス感染者のうち、新たに10歳未満～90代の男女79人が変異株に感染していたと発表した。うち6人がインド株の疑いという。6人はいずれも海外滞在歴はなく、40代男性は中等症で酸素投与が行われている。ほかの5人は、県外の同じ職場の関係者だった。
県内の変異株感染者は累計3215人になった。
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在日米海軍横須賀基地司令部は1日、同基地で5月28日以降新たに関係者4人の感染を確認したと発表した。同基地の現在の感染者数は4人。
