2試合ぶりに「1番・中堅」で先発出場の桑原が攻守に躍動。持ち前のガッツあふれるプレーでハマスタを沸かせた。
好投の中川を果敢な守備で助けたのは、0─0の三回2死三塁。
栗原の左中間を抜けようかという打球に快足を飛ばし、最後は横っ跳びでグラブに収めて先制点を与えない。
五回も二遊間後方の浅い飛球を好捕し、ピンチの芽を摘んだ。
打っても5月18日以来の複数安打をマーク。三回1死から右中間を破る二塁打を放ち、オースティンの右前打で先制のホームを踏んだ。
同26日のオリックス戦では平凡な中飛を落球。3者の生還を許す失態を演じたが、定位置を争う神里の負傷で巡ってきた汚名返上の舞台を無駄にしなかった。
三浦監督は「よくやってくれた。ベンチのときもしっかり準備していたからこそ結果が出たと思う。中川やチームを鼓舞してくれた」と褒めちぎった。