マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウン、570SをドライブしGT4レースにスポット参戦へ

 マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、今月後半にオランダのザントフォールトでヘルメットとレーシングスーツに身を包む。ブラウンはGT4ヨーロピアンシリーズの1ラウンドに参戦するのだ。

 ブラウンは独自に活動していた元レーサーであり、毎年歴史的なイベントに数回出場している。彼はユナイテッド・オートスポーツのパートナーのリチャード・ディーンとチームを組み、ザントフォールトで6月18日から20日にかけて行われるGT4のイベントに、チームのマクラーレン570Sで1戦限りの参戦を果たす。

「ザントフォールトでレーシングカーに戻ることにとても興奮している」とブラウンは語った。彼はランド・ノリスとダニエル・リカルドよりも前に、1985年以来となるF1レースを9月に開催する改修されたザントフォールトで走ることになる。

「マクラーレンのマシンでチームとすでに数回テストを行った。我々に何ができるか見るために、ザントフォールトへ行く準備はできている」

「現代のレースに戻るのは素晴らしいことだ。私はこの数年は歴史的なレースに集中していたから……。コースに戻るのが待ちきれないよ」

 ブラウンはGTカーに慣れており、2012年にはブランパン耐久シリーズの数ラウンドに、ユナイテッドのマクラーレンMP4-12Cで出場した。同年にはユナイテッドのマクラーレンで、アルバロ・パレンテとともにドニントンでのイギリスGT選手権最終戦に出場し、優勝している。

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