ホンダはコンパクトカー「FIT（フィット）」を一部改良し、2021年6月4日（金）より発売する。現行型の4代目フィットは、2020年2月14日にフルモデルチェンジし、今回が初の一部改良となる。新色のボディカラーや、車内Wi-Fiを楽しめるコネクティッド機能、専用プレミアムオーディオの新設定などが行われた。また2001年に発売された初代フィットのデビュー20周年を記念し、特別仕様車「Casa（カーサ）」「Maison（メゾン）」を追加設定する。
発売から20年で国内累計282万台を販売した人気のコンパクトカー「ホンダ フィット」
ホンダを代表するコンパクトカー「フィット」がデビューから20周年を迎えた。
初代フィットが登場したのは2001年。コンパクトながらミニバンのような広い空間設計を与え、実用性の高さや新鮮なデザインなどから早々に大ヒット作となった。20年間の国内累計販売台数は282万台に及ぶ。
現行型フィットは4代目で、2020年2月14日にフルモデルチェンジした。今回、発売から約1年で初の一部改良を実施するとともに、20周年を記念した特別仕様車を新設定する。
コネクテッドサービスが進化！ 車内Wi-Fi機能も新採用
4代目初となる現行型フィットの一部改良では、新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONECT（ホンダコネクト）」を通じ、「Honda Total Care プレミアム（ホンダ トータルケア プレミアム）」を進化。自動地図更新サービスやHondaアプリセンター、車内Wi-Fi機能などを搭載。また専用設計の「プレミアムオーディオ」を新たに設定した。
また新型フィットはボディカラーに新色「ローズ・ゴールド・メタリック」を追加したほか、NESS専用のアクセント2トーンカラーをオレンジに変更しイメージを一新させた。
フィット誕生20周年記念特別仕様車はインテリアが特徴！ シートヒーターも新装備
ホンダ フィット誕生20周年を祝う特別仕様車として、主力グレード「e:HEV HOME」と「HOME」をベースに、2つのモデルが登場した。
「Casa（カーサ）」は、レッドステッチをアクセントとした専用シートなど、洗練されたパッションを感じさせるスタイリッシュなデザインのモデル。
「Maison（メゾン）」は、上品さとしなやかさを感じさせるグレージュ×ベージュの専用シートを採用するなど、シティライフの華やかさをイメージしたデザインを与えた。
またこれまでHOMEに設定がなかった運転席＆助手席シートヒーターが追加されたほか、アームレスト付センターコンソールボックス、ブラック塗装の電動格納式リモコンドアミラー、上級グレード「LUXE（リュクス）」用のブラッククリア塗装16インチアルミホイールも装備される。
20周年特別仕様車「Casa」「Maison」の価格はそれぞれ191万7300円から246万5100円まで（消費税込）。
[筆者：MOTA（モータ）編集部]
