【NBA】プレーオフ1回戦第5戦 ウィザーズは敗れてシーズン終了 八村塁は21得点の奮闘及ばず

八村(右)は守備でも奮闘したが…(ロイター)

2日(日本時間3日)の米プロバスケットボールNBA、プレーオフ1回戦の第5戦で東地区8位のワシントン・ウィザーズは同1位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズに112―129で敗れ、対戦成績が1勝4敗となり敗退。今シーズンが終了した。八村塁(23)は42分39秒出場して21得点、6リバウンドだった。

八村はチーム最初の攻撃でスリーポイントシュートを打つも入らず。それでも第1クオーター(Q)の開始1分半で速攻からレイアップを決める。

第2Qは正面からスリーポイントシュートを決めるなど、前半で7得点。2日前の第4戦で右ヒザを痛めたジョエル・エンビード(27)が欠場したシクサーズに対してウィザーズがリードを奪う場面が目立ったが、前半終了時には63―65と逆転を許す。

第3Qの八村は、ドワイト・ハワード(35)の反則を受けながら左手でのジャンプシュートを決める技を見せるも、ウィザーズは94―103とリードを広げられた。

第4Qもさらに点差を広げられ、敗れたウィザーズは4戦先勝方式のシリーズで1勝4敗となって敗退が決定。シーズンが終了した。

この試合で第4戦の20点を超える得点を記録した八村は、プレーオフの4戦でスリーポイントシュート成功率が66・7%を記録。フィールドゴール全体の成功率も61・8%と、レギュラーシーズンでの31・3%と47・3%を大幅に上回る数字を記録。成長と勝負強さをアピールして2年目のシーズンを終えた。

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