【東京五輪】JOC山下会長 壮行会の実施発表「これまで以上に大きな意味がある」

JOC山下会長

日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)が3日、都内で定例会見に臨んだ。新型コロナウイルス感染拡大下で東京五輪開催に反対の声が上がるなか、山下会長は結団式、壮行会を7月6日に開催することを明かした。

感染防止対策のため、参加するのは山下会長と選手団団長、総監督、主将、旗手のみ。他の選手はオンラインでの参加になるという。「これまで以上に大きな意味があると思う。立場は違えど、我慢を強いられてきた国民のみなさんと思いを共有するとともに、アスリートがこれまで支えてくれた感謝を示す場になれば」と狙いを説明した。また「JOCとして、思いを多くの方に伝えらえるよう準備をしている」とこの日から特設サイトを解説し、応援メッセージを募集していることも明かした。「ぜひ多くの方にアスリートへのメッセージを寄せてもらえれば、と思っている」と話した。

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