ヤクルト・青木が巧打で今季1号「風にもうまく乗ってくれた」日米通算17年連続本塁打

237日ぶりの一発を放った青木

ヤクルト・青木宣親外野手(39)が3日の楽天戦(神宮)でプロ2年目の2005年から日米通算17年連続本塁打となる今季初アーチを放った。

3回二死から塩見の先制弾が飛び出した直後だった。一塁ベンチもスタンドの燕党も興奮でざわつく中、打席に入った青木は相手先発・滝中が投じた初球のフォークを一閃。巧みなバットコントロールで左翼席に放り込んだ。

「逆らわずにしっかり自分のスイングができましたし、風にもうまく乗ってくれたと思います」。青木の一発は昨年10月9日の広島戦(マツダ)以来で237日ぶり。余韻を楽しむように、ゆっくりとダイヤモンドを1周したベテランは満面の笑みを浮かべていた。

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