小泉環境相 プラスチック新法は「新たな段階への一歩に」

小泉進次郎環境相(資料写真)

 小泉進次郎環境相(衆院神奈川11区)は3日の参院環境委員会で、プラスチックごみの排出削減とリサイクル強化に向けた新法案「プラスチック資源循環促進法案」の意義について「法案が成立して動き出したら、世の中に相当のインパクトがある。(事業者らが)新たな段階にスタートを切るための現実的な一歩になるのではないか」と強調した。立憲民主党の鉢呂吉雄氏への答弁。

 新法案は、使い捨てスプーンやストローを多く提供する事業者に何らかの削減策を義務付けるのが柱。家庭から出るプラごみを市区町村が一括回収する仕組みも導入する。政府が定める指針を踏まえ、環境に配慮した商品を認定する制度も創設する。

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