日本代表FW浅野拓磨(26)が3日のU―24日本代表戦(札幌)で異例の“無所属弾”を決めた。
浅野は2―0で迎えた後半開始から出場し、同8分に左サイドでMF伊東純也(28=ゲンク)からパスを受けたDF小川諒也(24=FC東京)がゴール前へクロスを上げると、飛び込んだ浅野がシュート。一度は防がれるが、こぼれ球を自ら押し込んで試合を決定付ける3点目を奪った。
浅野はセルビア1部パルチザンから給与未払いなどを理由に契約解除を表明。今回の代表活動では異例となる無所属での選出を果たした。
無所属選手によるゴールは異例中の異例で、珍しいシーンとなった。A代表はカタールW杯アジア2次予選のほか、11日にはセルビアとの国際親善試合(神戸)も組まれている。健在ぶりをアピールした浅野が因縁のセルビア戦を前に健在ぶりをアピールした。