バスケ男子Bリーグ川崎・篠山主将ら、福田市長に今季を報告

福田市長にシーズン報告に訪れた川崎ブレイブサンダースの佐藤監督(左)と篠山主将(左から2番目)、元沢社長(右)=川崎市役所

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の2020~21年シーズンを終えた川崎ブレイブサンダースの篠山竜青主将らが3日、川崎市役所を訪れ、福田紀彦市長に今季の戦いぶりを報告した。

 篠山さんは、佐藤賢次監督、元沢伸夫社長とともに訪問。チームは3月に天皇杯全日本選手権を制し、16年のBリーグ発足後で初のタイトルを獲得したが、5月のプレーオフのチャンピオンシップ(CS)は準決勝で宇都宮ブレックスに敗れ、「2冠」に届かなかった。それでも、篠山さんは「コロナ禍で制約が多い中、1度も陽性者を出さずに戦い、みんなで成長できた」と充実感を漂わせた。

 今季の来場者数は1試合平均2353人でリーグ1位を記録。スクール事業でも約千人の生徒を抱えるまでに成長し、地域に活動が根付きつつある。福田市長は「天皇杯やリーグ戦で勇敢な戦いを見せてくれ、明るいニュースを届けてくれた。来季も街に元気を与えてほしい」と期待した。

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