ソフトバンク・三森大貴内野手(22)が4日に出場選手登録され、阪神戦(甲子園)に「1番・二塁」で即スタメン起用された。
この日、直近7試合連続で「1番」に固定されていた牧原大成内野手(28)が左太もも付近の張りのため登録抹消。首脳陣は二軍の関西遠征中だった三森を急きょ呼び寄せた。
いきなりのスタメン起用について、小久保ヘッドコーチは「いい報告が(ファームから)ずっと上がっていた。本職がセカンドやし、たまたまそこにおったんで使います! これが福岡だったらスタメンはない。いきなり一軍に上がってきて、失敗したらこちらの責任。ハツラツとやってくれればいい」と明かし、背中を押して送り出した。
三森はここまで二軍戦37試合に出場して、打率2割9分9厘(4日時点)のウエスタン・リーグ首位打者。野手全権を担う小久保ヘッドの思い切りのいい、粋な抜擢に応えられるか。