新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で4日、新たに6人の死亡と、10歳未満～90代の男女234人の感染が確認された。うち129人の感染経路が不明。
横浜市内在住の80代男性は発熱があり、5月19日に病院で検査を受けて陽性と判明。28日に亡くなった。
川崎市は、クラスター（感染者集団）が発生していた特別養護老人ホーム（同市幸区）に入居していた70代男性が死亡したと発表。男性は陽性判明後、市内医療機関に入院していたが、今月3日に死亡した。
県は大和市の80代女性と横浜市の90代女性、県が運営する宿泊療養施設に入所していた60代女性が亡くなったと発表した。
相模原市の80代女性は4月27日に体調不良を訴えて市内の病院に入院し、陽性が判明。今月2日に死亡した。基礎疾患があったという。
クラスター関連では、横浜市内の企業で新たに2人の感染が判明。この企業に関連した感染者は8人となったほか、川崎市高津区の保育園でも新たに保育士1人が陽性となり、感染者は6人となった。厚木保健福祉事務所管内の幼稚園では新たに園児1人の感染が判明。感染者は10人になった。
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神奈川県は4日、既に県内で発表されている新型コロナウイルス感染者のうち、新たに10歳未満～70代の男女78人が変異株に感染していたと発表した。
県内の変異株感染者は累計3476人になった。
