<レスリング>UWWビーチレスリングの「ワールドシリーズ」が再開

 

2019年ビーチ・ワールドシリーズ・ウクライナ大会。オリンピック種目入りを目指し、UWWは必死に取り組んでいる

 世界レスリング連盟(UWW)は6月2日、昨年、新型コロナウィルスで中断したビーチレスリングのワールドシリーズの再開を発表。7月16~17日のフランス・サンローランデュバール大会から4大会が行われることになった。

 前記のフランス大会は東京オリンピックの前で、残りの3大会は東京オリンピックが終わったあとの9月開催。オリンピックが終わり、「ビーチへ関心が高まってくれることを期待したい」としている。

 UWWは、2004年に正式にスタートしたビーチレスリングをオリンピック種目に入れるべく努力しており、2019年にワールドシリーズを開催。各大会の優勝選手とともに年間のチャンピオンを決め、表彰した(関連記事)。2026年にセネガルで行われるユース・オリンピックは、男子グレコローマンが実施されず、変わってビーチ男女各4階級が行われる(関連記事)。

 日本は、これまでに世界レスリング・ゲームズやアジア・ビーチ大会のビーチ種目には参加しているが、2019年のワールドシリーズには参加しなかった。


2021年ビーチ・ワールドシリーズ

7月16~17日 サンローランデュバール(フランス)
9月  3~ 4日 ローマ(イタリア)
9月10~11日 カテリニ(ギリシャ)
9月25~26日 コンスタンツァ(ルーマニア)

© 公益財団法人日本レスリング協会