ルクレール、クラッシュも4番手「あまりに快適でプッシュしすぎた」フェラーリ/F1第6戦金曜

 2021年F1アゼルバイジャンGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=2番手(1分43秒227/20周)/2=4番手(1分42秒436/22周)、カルロス・サインツはフリー走行1=3番手(1分43秒521/20周)/2=3番手(1分42秒243/24周)だった。いずれもソフトタイヤでタイムを記録した。

 FP2でルクレールはターン15でバリアに衝突し、フロントウイングを壊したが、大きな問題はなく、ピットに自力で戻った後にコースに復帰することができた。

2021年F1第6戦アゼルバイジャンGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
シャルル・ルクレール フリー走行1=2番手/2=4番手
 予想していたよりいい一日だったけれど、まだプラクティス初日にすぎない。

 心強いペースを発揮できたので、明日も競争力を示せるように、今夜作業を続けていく。今日は特にブレーキング時がとても快適だった。快適すぎてターン15でプッシュしすぎてしまったよ。フリープラクティスの目的は、限界点を探ることなんだ。あの時、いいラップを走っていた。明日の予選で何ができるか楽しみだ。

 メインのライバルは速いし、その上、実力をまだ示していない。明日はすべてを完璧にこなす必要があるね。ポテンシャルを最大限に発揮しなければならない。いい予選になるといいね。

2021年F1第6戦アゼルバイジャンGP カルロス・サインツJr.(フェラーリ)

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
カルロス・サインツ フリー走行1=3番手/2=3番手
 今日は予想よりも少し速かったね。でもタイムシートを鵜呑みにすべきではない。僕を含めて、ストレートでトウ(スリップストリーム)を使ったマシンもあるし、何らかの理由でフライングラップを途中で断念したマシンもあるからね。それでもチームにとって励みになる初日だった。

 FP3では予選に向けて状況がよりはっきり見えてくると思う。ショートランにおいてどの箇所でラップタイムを伸ばせるのかを考え、同時にロングランでタイヤをうまく機能させるための妥協点を探っていく必要がある。

 今週末はチャンスがありそうだから、それを最大限生かすために準備をしていかなければならない。

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