【パラ競泳】東京パラのメダル候補が決意表明 木村敬一「今できることを着実に」

木村敬一(東京ガス提供)

東京パラリンピックの競泳日本代表に内定した選手らが5日、横浜国際プールで会見を行い、祭典への決意を述べた。

4度目の大舞台で悲願の金メダル獲得を目指す木村敬一(30=東京ガス)は「前回のジャパンパラ大会(5月・横浜国際プール)で現状の課題や、自分の今持っている力を確認することができた。100メートルバタフライがメインの種目になってくるので、泳ぎの精度をどれくらい上げることができるか。今できることを着実に淡々とその瞬間に向けて準備していきたい」と力強く語った。

5度目の大舞台となる鈴木孝幸(34=ゴールドウイン)は「(本番まで)あと2か月半くらいなので、少し泳ぎ込みをして、あとは調整に入るようなスケジュールになると思う。金メダルを目指してきたので、金メダルを目標にやっていきたい」と口にした。

また、辻内彩野(24=三菱商事)にとっては、初めての大舞台。「まだ全然実感がない状態。私のクラスは海外の選手のレベルも高い。私自身、今自己ベストを更新してもランキングが決勝進出ラインギリギリの種目も多いので、とりあえず決勝に進むことを第一目標にしたい」と意気込みを示した。

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