第73回県高校総合体育大会 第1日 7競技で団体優勝決まる

【柔道女子団体決勝、長崎明誠―五島】長崎明誠の中堅高野(右)が背負い投げからの合わせ技で一本を奪う=諫早市中央体育館

 長崎県高校総合体育大会第1日は5日、県内各地で27競技が行われ、7競技で団体優勝が決まった。
 柔道の男子は長崎日大が7連覇を達成。女子は長崎明誠が連覇記録を「13」に伸ばした。レスリングは島原がV6を果たし、新体操は長崎女が2大会ぶりに女王の座に返り咲いた。
 ホッケー男子は川棚が節目の10連覇を刻み、ヨットの男子は長崎鶴洋が11大会連続となる総合優勝を飾った。水球は長崎西が3大会ぶりにV奪回。アーチェリー男子は大村工が7大会連続で優勝旗を手にした。
 ライフル射撃は長崎南がビーム立射で男女優勝。エア立射の男子は島原工、女子は長崎東が制した。長崎東は1779.2点の大会新V。
 ハイレベルな競り合いとなった陸上の女子400メートルは、1位の小鉢ひなた(諫早)が55秒85、2位の渡邊陽(長崎南)が55秒90でそろって大会記録を上回った。
 競泳は50メートル自由形で男子の森山遼(長崎南山)が23秒24、女子の仲田葵(諫早商)が26秒76でともに県高校新V。男子400メートルリレーの長崎南山も3分37秒07の大会新で制するなど、好記録が相次いだ。


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