【全米女子OP】笹生優花は1打差2位で最終日へ 大会史上最年少Vに王手

優勝争いに踏みとどまった笹生(ロイター)

【カリフォルニア州サンフランシスコ5日(日本時間6日)発】メジャーの「全米女子オープン」(オリンピックCレークC=パー71)3日目、首位から出た笹生優花(19=ICTSI)は4バーディー、4ボギーの71で通算6アンダーのまま。首位の7アンダーのレキシー・トンプソン(26=米国)と1打差の2位で最終日を迎えることになった。畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は通算1アンダーの6位。上原彩子(37=モスバーガー)は通算8オーバーの40位。

笹生は1番パー5でラフからの3打目を1メートルに寄せてバーディー発進。だが4番パー4で3パットのボギーを叩くと出入りが激しくなる。

229ヤードの7番パー4はティーショットをグリーン左のバンカーまで運んでバーディー。10番でも伸ばしたものの、13番パー3はティーショットをグリーン左に曲げた。14番パー4でも2打目をグリーン左に外し、いずれもアプローチを寄せきれずに連続ボギーとしてしまう。

それでも17番パー5はラフから打ち上げのアプローチを1メートルに寄せてバーディー。だが最後の18番は2打目を深いラフに入れ、寄せきれずにボギーでのフィニッシュとなった。

首位のトンプソンを追う立場で迎える最終日は、2008年大会で朴仁妃(32=韓国)が作った最年少V記録更新の偉業がかかるが「何も考えずに、これまでやってきたとの同じことをやるだけ」と平常心を保つことをカギとした。

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