東京競馬GⅠ5週連続バトルの最終戦、第71回安田記念(6日=3歳以上、芝1600メートル)は、川田将雅騎手騎乗の8番人気ダノンキングリー(牡5・萩原厩舎)が、道中中団から直線外に持ち出し、長く脚を使ってGⅠ初制覇。単勝1・5倍の断然人気グランアレグリアはアタマ差の2着に敗れた。
川田騎手の勝利ジョッキーインタビューは以下の通り
――イメージ通りにレースは進められたか
川田騎手 たくさんともに競馬をしてきましたし、それ以外にもずっとい見ていましたし、今回、キングリーに乗ることになりまして、いろいろイメージする中で競馬を迎えたんですけど、返し馬の雰囲気からしても正直あまりいい感じではなかったので、その後もいろいろ対応しながら競馬までの時間を過ごしました。競馬自体はとてもいい走りができたと思います。
――直線の手応えは
川田騎手 道中のリズムが良かったことで、トモの動きも押し出しの動きも良かったですし、その分、いい雰囲気で脚をためることができましたので、これなら動いていけるなという感触を抱きながら4コーナーから直線に向くことができました。その通りの動きを直線でしてくれました。
――ダノンキングリーにとっては念願のGⅠタイトルとなった
川田騎手 それを期待して今回僕が手綱を任せていただきましたので、こうやってオーナーにGⅠを届けることができて良かったなという思いです。
――初コンビだったが、良さはどこに出ていた
川田騎手 もともと能力の高い馬ではありますし、なかなか結果につながることができませんでしたけど、やっぱりこういうメンバーでも勝ち切れるという能力の高さがこの馬本来の姿だと思います。
――ファンにメッセージを
川田騎手 素晴らしいメンバーの中、勝つことができましたし、この後もこの馬らしく歩みを進められればと思います。また、走る時に楽しんでもらえたらと思います。