神奈川大発ベンチャー企業の「優しい」化粧品、横浜のホテルで無償提供

神奈川大学(資料写真)

 神奈川大学(横浜市神奈川区)が市内などの3ホテルと連携し、同大発のベンチャー企業が開発した化粧品を宿泊客らに無償提供している。

 同大の特許技術を活用した界面活性剤不使用の化粧水や美容ジェルなどで、「人と環境に優しい化粧品」とアピール。

 同大はホテルとの取り組みを通じ、消費者に知ってもらうと同時に、今後の商品開発につなげたい考えだ。

 同大発のベンチャー企業「未来環境テクノロジー」(同)は2007年8月の設立。「技術移転を通じた地球環境や社会への貢献」をミッションに掲げる。 

 横浜ロイヤルパークホテル(同市西区)、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ(同)、ザ・キャピトルホテル東急(東京都)で無償提供されているのは、同社が18年10月に発売した化粧品シリーズ「PROUD BLUE(プラウドブルー)」だ。

 現在は化粧水(2千円)、美容ジェル(2500円)、顔・体用クリーム(同)など5種類で展開、オンラインを中心に販売している。

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