地元のシンボル的な存在となっている、横浜薬科大(横浜市戸塚区)の図書館棟(地上21階建て)が修復改修工事をすることになり、25日に安全祈願祭が行われた。
同棟はかつて遊園地「横浜ドリームランド」併設のホテルエンパイアだった。閉園後、同大が活用している。
現在も「初日の出の観覧会」が開催されるなど地域とのつながりが深く、地元では「五重塔」と呼ばれ、親しまれている。
1965年に完成した建物は老朽化が進み、2019年に台風の影響も受けたという。改修工事は来年3月末までの予定。
式典で都築仁子学園総長は「図書館棟は区のシンボル的建物。安全確保に細心の注意を払って工事を進めたい」と語った。