新潟県三条市の滝沢亮市長が定例会見、6月20日に市内一円で「水害対応総合防災訓練」を実施

滝沢亮市長

新潟県三条市の滝沢亮市長は7日、定例会見を開き、6月20日に実施する「水害対応総合防災訓練」について、「市民の皆様におかれましても、自分の命は自分で守ることができるよう、ぜひこの機会に各家庭に配布されている豪雨災害対応ガイドブックを改めてご確認していただきたい。また(訓練の際に)ご自宅や職場の近くの避難所に顔を出して、ご自身の避難場所を見ていただき確認してほしい」などと話した。

訓練は6月20日午前7時から午後3時まで市内一円で実施。災害対策本部や避難所の設置・運営、避難情報の発信・伝達、災害時要援護者の避難支援、災害支援物資の搬入搬出のほか、今回新たに職員向け「災害時一時託児所」の開設、職員間で日常業務に利用している「LINE WORKS」による情報伝達、三条市建設業協と災害対策本部による現場パトロールなどの訓練を行う。

6月1日に三条一律大学の学生14名で発足した「三条市消防団学生消防隊」も初参加するという。

一方、「誰もが活躍できる地域社会づくり」(滝沢市長)の一環として、市内の障がい福祉サービス事業所が製造している菓子や雑貨などを販売する「虹のマルシェ」を三条庁舎玄関ホールで毎月開催するほか、常時購入できる販売コーナーを三条庁舎市民ホールに開設する。さらに21日から就労訓練を行なっている人の職場実習受け入れを21日から福祉課で始めるという。

虹のマルシェは毎月第4水曜日午前11時から午後3時まで行う。初回は6月23日で、I WORKS、いからし工房、きずな工房、杉の子工房が出店し、午前11時からテープカットを行う。

販売コーナーは14日に開設する。販売時間は午前8時30分から午後5時。

このほか、会見では、市役所食堂(別記事)、移住相談サイト(別記事)、新型コロナワクチン、PCR検査の助成拡充などについて語っていた。

市内の障がい福祉サービス事業所が製造している菓子や雑貨などを販売する「虹のマルシェ」を三条庁舎玄関ホールで毎月開催する

菓子や雑貨について説明する滝沢市長

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