【ゴルフ】青木功が笹生優花の全米女子OP優勝を祝福「我々に大きな希望を与えてくれます」

青木功会長

〝世界のアオキ〟こと日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長(78)が、笹生優花(19=ICTSI)の全米女子オープン優勝を祝福した。

JGTOを通じて「4月の松山英樹選手のマスターズ優勝に続く快挙達成で、本当にうれしく思います。日本人選手の海外メジャー大会での優勝は、我々に大きな希望を与えてくれます。笹生選手の今後の更なる飛躍はもちろんのこと、日本人選手の世界での益々の活躍を期待しています」。自身は1980年の全米オープンでジャック・ニクラウスとの死闘の末、2位となるなど海外メジャーで活躍したが、優勝にはあと一歩届かなかった。

また、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長(58)は「本当にすばらしい。心が震えました! 笹生さんと畑岡さん2人での優勝争いの日が来るとは、本当に感激の極みです。畑岡さんもきっとメジャー優勝をつかむ日は近いに違いありません。今後ますます、たくさんの日本選手がメジャー優勝を重ねていくことを強く願っています」とコメントした。

男女を通じて日本人初の海外メジャー優勝(1977年全米女子プロゴルフ選手権)を達成した樋口久子氏(75=JLPGA顧問)も「19歳351日での達成も驚きを隠せません。この新しいスター誕生は、日本の選手にも、さらには日本のゴルフ界にとっても、大きな刺激になることでしょう。今後も日本はもとより、世界での活躍を大いに期待しております」と快挙達成を喜んだ。

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