【NPB】ワクチン接種「職域」希望申請へ 副反応出た場合でも選手は「特例2021」で救済

プロ野球界でもワクチン接種が加速化していきそうだ

NPBと12球団は7日、臨時代表者会議、理事会、実行委員会をオンラインで行った。

会議の中では同日午前中に行われたJリーグとの「新型コロナウイルス対策連絡会議」の内容についてあらためて振り返り、報告された。また、先月に感染者が多数出た日本ハムによって球団内部で独自に作成された感染防止のためのより慎重な注意事項等に関するマニュアルも「変異型ウイルスの伝播性が強いということで、より注意を払わなければいけないというところから」(NPB・井原敦事務局長)12球団全体で共有された。

一方、12球団が今月21日から始まる職域接種を要望し、スポーツ庁に希望申請することも確認された。

その上で選手が接種後の副反応等によって体調不良が生じ、公式戦を欠場する場合には出場登録選手の入れ替えを柔軟に行える「感染拡大防止特例2021」の対象とすることを決定。抹消となっても通常必要な10日間を経ずに再登録が可能となる。継続中の連続試合記録も途切れないとする救済措置も設けられることになった。

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