【東京五輪】竹島表記問題 韓国メディア「ボイコット」の代わりに仰天プラン提案

2018年の平昌五輪では、開会式などで統一旗が使用された

東京五輪ホームページにおける竹島(韓国名・独島)の表記問題で、韓国でボイコットに代わる仰天プランが浮上している。

今回の問題を巡っては韓国が竹島の表記を削除するよう日本政府に要求しているが、日本側は拒否。そこで韓国では東京五輪をボイコットする機運が高まっている。そうした中で韓国メディア「メディアリパブリック」は、ボイコットは回避したうえで驚きの〝代替策〟を示した。

まず同メディアは「平昌冬季五輪の時、独島を韓国の地図に使わないようにゴリ押しした日本が、東京オリンピック組織委員会のホームページには独島を自国の領土と表記する拙劣なペテンを使っている」と今回の問題を厳しい表現を用いて糾弾する。

そして「アイデアがある。1989年の南北体育会談で作成され、現在も使用されている独島が刻まれた統一旗を開会式で選手団が持って入場することだ。神聖な大韓民国の強さを、世界万国に見せよう。五輪のボイコットよりも、そのほうが日本により(韓国の)意思を示す道である」とブチ上げた。

統一旗は、国際的なスポーツイベントなどで韓国と北朝鮮の両代表団が〝コリアチーム〟として共同で活動を行う際に使用されるケースはあるが、今回の東京五輪では北朝鮮がすでに新型コロナ禍を理由に参加辞退を決定している。北朝鮮との統一チームでもないのに統一旗を掲げるのは前代未聞で、旗に表記されている〝独島〟をアピールしたいがためだけの愚行と言える。

五輪では政治的パフォーマンスが固く禁じられており、韓国代表がもしこのプランを実行に移せば厳罰は必至。ボイコットの行方とともに注目が集まる。

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